昨日の寒さが嘘のように、
今日は気温がグッと上がった。
長袖のTシャツ一枚で過ごせるほど。
今日戻る東京は、もっと暑いのだろうかと、
ふと頭をよぎる。
庭の日本カタクリが、ちょうど見頃になった。
少しずつ増えているのが嬉しい。
北米原産のキバナカタクリもあるのだけれど、
そちらはまだ。
キバナカタクリは日本カタクリに比べると、
どこかたくましい。
どんどん増えていくのだろうと思う。
それに比べて、日本カタクリは、
見た目も性質も繊細である。
カタクリは花を咲かせるまでに
7〜8年かかるのだそう。
そういう話を聞くと、
庭づくりというものは、
つくづく忍耐力がいるものだと思う。
「庭は一夜にして
できるものではありません。
最低12年は辛抱が必要です」
— ターシャ・テューダー
いつも思い出すのは、ターシャのこの言葉。
そう、庭はすぐにできるものはない。
すぐに結果を求めがちな今の世の中とは、
まるで別の時間が流れている。
葉っぱだけのカタクリがある。
誕生して何年経ったのだろうか?
花を咲かせるのはまだまだ先なのだろう。
そっと待っていたい。


庭には新芽が続々と顔をのぞかせている。
丸まったコゴミを見つけた。

すっかり少なくなってしまったフキノトウも2つ発見した。
フキノトウは採らずにおいて、
もっと増えてくれるといいなと思う。
プランターの行者ニンニクも、
ワサワサとしてきた。
これは今年こそ地植えにしようと思う。
増えていくと嬉しい。

これからの季節は嬉しくて、
美味しい山菜の季節。
我が家の庭には、
美味しいものがたくさんある。
自然の恵みを享受できることに感謝である。
自分の家の庭で採れるなんて、
なんて贅沢で、幸せなことだろう。
春の喜びのひとつである。
午後、東京へ。
予想通り、初夏を思わせるような暑さ。
まだまだ桜がきれいだ。
