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2026-2-7 沈黙のあと

お騒がせの車は、
停めてあった場所に車屋さんが来てくださり、
バッテリーの処置だけで、
運よくエンジンがかかった。

おかげで家まで運転して戻ることができた。
今は。

けれど「必ずディーラーで、
しっかり見てもらってください。」
そう念を押された。

事情を話してあったディーラーからも
やはり詳しく見せてほしいと言われる。

それはそうだろう。
また同じことが起きては困る。
「沈黙」は突然やってくるのだ。

タイトなスケジュールの中で、
時間がうまく取れるだろうか…
そんなことまで頭をよぎる。

ヴィンテージカーならまだしも、
ほぼ新車のエンジンがかからないなんて、
普通は想像もしない。

車に乗るたびに、
「今日はちゃんとエンジンがかかるだろうか」
そう思ってしまうのは、
すこぶるストレスだ。

・・・

ボンネットを開ければ、
単純明快な構造が見えた昔の車が
ふと懐かしくなる。

今は、
それは得体の知れない何かだ。

いろいろな機械が、
気づかないうちに、
私たちの手の届かないところへ
行ってしまうような気がしている。