Days Here all 2026-2-12 후지산

2026-2-12 후지산

東京。
今日は穏やかな陽気。
昨日の強い風はおさまり、快晴の空。
家の中より、外の方が暖かいくらい。

家のベランダから見える富士山が、
何とも神々しくて、
思わず手を合わせた。

森の家からは富士山は見えない。

家からその姿を臨めることを、
今になって、しみじみありがたいと感じる。

富士山は、やはり特別な山なのだと思う。

実家からは富士山は見えなかったものの、
学校に行く途中で見える場所があった。

子供の頃は、
富士山は「いつもそこに見える山」
ぐらいにしか思っていなかった。

『富士見橋』という橋。
名前のとおり、
その橋からは富士山がよく見えた。

学校の行き帰り、
橋を渡るたびに富士山を眺めた。
朝は清々しく、
夕焼けに浮かぶ富士山は、
それはそれは美しかった。

友達とのたわいない笑い話。
憧れの先輩と二人で帰った日。
その向こうには、
いつも富士山が見えていた。

今日は実家へ。
車で富士見橋を渡る。

今、そこからは、
もう富士山は見えない。

数十年前に橋は架け替えられ、
両側には橋を覆うように高い壁が設けられた。
落下防止のためなのか、
防音のためなのか…
橋の下は高速道路が通っている。

あの夕焼けに浮かぶ、
富士山の美しいシルエットも、
学生時代の思い出も、
そっと閉じ込められたような気がする。