ヘルシンキに来たからには、
やはり外せない場所があった。
元『Ravintola Kamome』(Pursimiehenkatu 12)。
映画『かもめ食堂』が撮影されたレストランである。
元々はカフェだったお店は、撮影後『Ravintola Kamome』となった。
残念ながらお店はこの場所では昨年閉じられてしまって、
現在はヘルシンキより少し北のPasila(パシラ)という街に『Ravintola Kamome』という名前のまま移転された。
現在この店舗はKIZUNAという和食レストランになっている。
この度の長いヘルシンキ泊の中で2回も行ってしまったお店だ。
最初は味噌ラーメン(夫は醤油ラーメン)と野菜餃子。
2回目は北欧定食セットと野菜餃子。
ラーメンも美味しかったけれど、
なんと言っても米!米が美味しい!
どこのお米を使っているのかを聞いたら、
なんと山形産はえぬきをお使いになっているそう。
この遠いフィンランドで日本産のご飯をいただけるとは。
映画『かもめ食堂』の中で、
おにぎりの中の具について話しているシーンがある。
ミドリさんが提案する。
「トナカイやニシン、ザリガニはどうでしょう?」
試食してみるが、全部「。。。」な反応。
結局サチエの言う通り、梅、サケ、おかかに決まる。
KIZUNAさんの北欧定食の中のおにぎりの具は、
トナカイとサケだった。
メニューにトナカイの文字を見た時は、
上のような映画のやり取りを思い出して、
「チャレンジャーだわ♪」と心の中で思った。
トナカイのお肉は牛肉の時雨煮のような甘辛い味付けになっていて、とてもご飯に合っていた。
旅の途中でいただく本物の日本食は、
ホッとする味だ。
日本人の観光客も訪れるそうだが、
お客様の9割は地元の方だそう。
訪れた2日間ともほぼ満席だった。
お店の雰囲気も活気があって、
オーナーのヤマトさん(日本人)もエネルギッシュで気さくな方だった。
映画『かもめ食堂』の面影は、
あんまり残っていない。
壁は変わっていないと思うけれど、
レイアウトやテーブルや椅子は変わっている。
映画が作られてから今年で20年が経った。
変わらないのは、やはりおにぎりは
日本人のソウルフードだということ。
トナカイの具のおにぎりをいただきながら、
『かもめ食堂』という映画は、
なんだかおにぎりと似ているかも…
写真はクリックすると大きく見られます。


かもめが残っていて嬉しい


かもめ食堂のポスター

豚のチャーシューはちょっと脂身が多くて残した

ニラが効いている。
ベジタリアン対応のメニューかと推察






抹茶アイス
抹茶はどこへ行っても大人気

