Days Here 간병 모카가 없는 날

모카가 없는 날

친가에게.

所用あってモカ🐶はペットホテルにお泊まり中なので、
今日はモカは一緒に行かなかった。

朝のLINEでそのことを伝えてあったけれど、
部屋にはちゃんとモカ用のお水と、
トイレシートがいつもの場所に敷かれていた。

1分前のことはすぐに忘れてしまうのに、
お水とシートのことは忘れずに、
毎回きちんと用意してくれる。

「ごめんね〜。今日はモカはいないのよ〜」
と言うと、母は「えぇ〜、いないのぉ?」と、
とても残念そうにした。

動物が大好きな母にとっては、
モカはもはやセラピー犬のように癒しの存在。
毎回会うのをとても楽しみにしている。

何かちょっと気まずい事が起きても、
モカがいると良いクッションになる。
話をわざと逸らさないといけない時も、
モカは最高の存在だ。

「モカちゃんは聞き分けが良くて、
本当に良い子よねぇ〜」と、母はいつもモカに言う。
普段、バイクや車の音に反応して吠えまくって、
ちょっと困っているモカなので、
本当に「良い子」か?と、
はてなマークがついてしまうけれど、
母には「良い子」に映っているようだ。

私が食事の支度をしている間も、
「モカちゃんがいないと、何だか変な感じだわ。
いつもならその辺をウロウロしてるのに」と、
母は妙に落ち着かない様子。
手持ち無沙汰に新聞を手にして、
リビングへ行った。


モカがいるだけで、
場が和み、会話が生まれ、
誰かの気持ちをそっとほぐしてくれる。

小さな存在が、
こんなにも大きな場所を占めていたのだと、
いない日に初めて気がつく。

母がお水を用意してくれた、その器の前に、
今日はモカはいない。
でもその小さな器には、
母のモカへの気持ちがちゃんと満ちていた。

そのお水を、シンクに流す。