今日の森から

梅干しが干せない

梅干しを干せていない。

梅干し用に漬けた梅は、
夏土用が明けたら、三日三晩干して完成とするのが、
通常なのだけれど、
この夏、土用が明けてからというもの、
三日三晩と続けて晴れた日がなかった。

昨年もそうだったが、九月に入ってからようやく干せた。

ところが今年はずっとお天気が悪い。
晴れても夕立やにわか雨などで、
一日の中のどこかで雨が降っていたような気がする。

今年はもう九月も終わってしまう。
梅干しは『梅干し』にはならず、
ただの『梅漬け』になってしまう。

産直のお店のおばちゃんに伺ったら、
別に『梅漬け』になっても良いそう。
確かにこの辺りの地域は「干さない」梅漬けが多い。

そうなんだ〜、と思っても、どこか納得できないでいる。




日本の気候がどんどん変わってゆく。
異常気象は「異常」ではなくなった。
当たり前だったことが、当たり前ではなくなってゆく。

採れる野菜や果物、獲れる魚も、
季節や地域が変わりつつある。

日本の伝統食が危ういところにきているのかもしれない。